前立腺肥大症の診断方法 |天王寺 山本クリニック | 安心して通える親しみやすい泌尿器科

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2026/08/192026/08/19

受けるのはどんな検査?  天王寺 山本クリニック

尿流量測定とは?

オシッコの勢いを客観的に調べる方法があります。

 厚生労働省のホームページには2023年3月13日からマスクの着用は個人の判断が基本となりましたと記載されています。しかし、同時に医療機関、高齢者施設、混雑した公共交通機関などではマスクを着用しましょうとも記載されています。
    当院に来院される際にもマスクの着用をお願いいたします。
 当院では入り口ドア開放による換気、二酸化炭素濃度計、ダイキン空気清浄機、
エアロゾルに有効なターンドケイ(光触媒除菌・脱臭デバイス)、
ヘルスブライトエボルーション(HBE)による院内抗菌・抗ウィルスコーティング、
手指消毒用アルコール、待合座席間隔(ソーシャルディスタンス)、
加湿器、アクリル板などを設置・対策しています。
 大阪 阿倍野区 天王寺 あべのハルカス22階の泌尿器科です。

尿流量測定

肥大症による排尿障害は徐々に進んできます。おしっこの勢いも少しずつ悪くなってくるので、その変化に気付かないことも多いと思います。公衆トイレで並んで排尿した時に隣がどんどん変わるのに、自分の排尿がなかなか終わらないことで驚くこともあると思います。客観的に尿の勢いを調べる検査が尿流量測定です。排尿量が少なすぎると判定が難しくなります。逆に500ml以上などと多量に尿を貯めてしまうと膀胱が過伸展されて排尿の際に収縮できなくなることがあり実生活での評価が出来なくなります。そのためコップ1杯200ml程度尿を貯めてきていただいて検査をします。

尿流量測定装置 フローマスター(エダップテクノメド社)

普段から経験するように、尿量と尿の勢いには関連があります。右のグラフに示しているように排尿量が増えると、尿の勢いも強くなります。

洋式便器の向かって左横に置いているのが尿流量測定量測定装置フローマスター(エダップテクノメド社)です。白い洗面器のような容器に向かって排尿します。

底部に圧力トランスデューサーが設置されており、その上に置かれたビーカーに尿は集められます。この尿流量測定用トランスデューサーに対する経時的な排尿量の重量変化が電気信号に変換されて、Bluetooth接続されたパソコンに送られます。

尿流量率は時間あたりに排出される量として定義され、ml/s(ミリリットル/秒)で表されます。排尿量を排尿時間で割り算した平均尿流率、最大値を表す最大尿流率、排尿量、排尿時間などと経時的に尿流量率を表すグラフが表示されます。排尿量が200ml以上では最大尿流率が15ml/s以上なら正常とされます。

尿流量測定LP

62歳の男性です。容量は25mlです。

62歳の男性です。容量は25mlです。日本人の標準の容量は20ml程度とされていますので、のサイズからは軽度の肥大症です。

排尿量は256.7ml、残尿は5mlでした。19.3秒で排尿は終わっています。

左のグラフからも見て取れるように、排尿開始と同時に勢いよく尿が排出され、最大尿流率は28.0ml/秒でした。平均尿流率は13.0ml/秒でした。右の縦に並んだ2つのグラフに標準と比べた今回の成績が赤丸で表示されています。最大尿流率は標準より少し良い、平均尿流率は標準の下限近くであると評価できます。ほとんど正常と評価できます。

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70歳の男性です。容量は30mlです。

70歳、男性です。容量は30mlで中くらいの大きさの肥大症の患者さんです。

左のグラフにはテント状に盛り上がった低い波が沢山見えます。膀胱の収縮だけでは尿がうまく出ないのでお腹に力を入れ息んで排尿しています。腹圧排尿と言います。

排尿量は96.1ml、最大尿流率が3.5ml/秒、平均尿流率1.0ml/秒で、排尿時間は119.3秒、2分かかりました。今回の成績の赤丸は両方ともに標準よりかなり悪い成績です。

残尿は24mlと少量で、心疾患などの合併症をもたれている患者さんであるため、薬物療法で経過を見ています。

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70歳の男性です。容量は88mlです。

70歳の男性です。容量は88mlと大きなです。

排尿量は151.0mlです。排尿には32.5秒かかりました。

出始めから尿の勢いは弱く、だらだら出ています。残尿は42mlでした。

最大尿流率は8.7ml/秒、平均尿流率は4.7ml/秒でした。

今回の成績の赤丸は両方ともに標準よりは悪い結果になっています。

排尿にかかる時間は、さほど長くはなく残尿も多くはなく、ご本人の自覚症状からは大きな不自由は感じておられないため、薬物療法を続けています。

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